日本酒愛好家の中には、飲むだけではなく、美容や健康の為にお酒を利用しているという方がいらっしゃいますので、いくつかを具体的に御紹介させて頂きます。 飲まない日本酒を持っていらっしゃるのでしたら、一度試してみてはいかがでしょうか? ※効果・効能は人それぞれだと思いますので、お体に合わないと思われたらすぐ止めてください。 また、私は本等から紹介させて頂いているだけですので、何かございましても責任は負いかねます。 日本酒センター発行の(日本酒・五十三話・つきだし帳)によると、バーバラ寺岡さんは次の日本酒美容方法を実施しているそうです。 まず、梅干しを一個のぬるま湯につけて塩抜きし、その後箸で梅をつついて日本酒に浸して一晩漬ける。この梅干しをガーゼで漉したものを顔にすりこむと、お肌がすべすべになる。風呂上がりに、膝から下へたっぷりすりこむと、足もすべすべになって効果満点だとか。 また、女優の片平なぎささんはもっと簡単に、お風呂から出た後、日本酒をコットンの布にたっぷり染み込ませて、顔を叩く。乾いたらまた叩く。こうしていると肌がつるつるになってお化粧のノリがいいそうです。しわの防止にも役立つと片平さんは絶賛しているそうです。 なかには、自家製の日本酒ローションを作っている人もいらっしゃるそうです。自家製の日本酒ローションを作るのはいたって簡単だそうで、作り方は、日本酒1升に対してレモン5個を丸のまま漬け込んで密封し、3ヶ月ほど放置しておくだけで良いそうです。 また、日本酒をお風呂に入れるのはよく知られているところです。飲み残したお酒を、お風呂に入れてゆっくりつかると、肌はすべすべするし、疲れはとれるし一挙両得。この療法は中国にも古代からあったそうです。 少しぬるめの湯をはった湯船に、600〜800ミリリットルの日本酒を入れて、ゆっくりとつかってください。体を温めて血行を促進するため、心臓病、肝臓病そして皮膚病、冷え性、不妊にも効果があるそうです。 肩こりや筋肉痛には、まず患部に日本酒をぬり、マッサージをしてから入浴すれば、さらに効果的です。 打ち身、ねんざの場合は、トチの実をこまかく砕いて、日本酒に漬け込んだものをすりこんでマッサージするのが良いそうで、しもやけには、グリセリンと日本酒をぬると血行が良くなるそうです。 |
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